主な研究プロジェクト

女性のライフステージに合ったフィジカルコンディショニング
1.超音波画像を用いた骨盤底リハビリテーションの開発
産後の腹圧性尿失禁は骨盤底筋の弛緩であることを確認し(Yoshida, 2013)、一定期間の骨盤底リハビリテーションによる筋機能改善が必要である考えました。そこで、超音波画像による骨盤底筋機能の評価方法を開発し(Okamoto, 2010)、超音波画像を用いたバイオフィードバックを組み入れた骨盤底リハビリテーションの有効性を検証しています(Yoshida, 2017)。また、AIを用いた画像処理での骨盤底筋機能の自動評価にも取り組んでいます(喜屋武, 2021)。
2.骨密度低下予防
妊娠中や授乳中、母親が摂取したカルシウムは児に供給されるため、骨密度が低下しやすくなります。現在、東北大学病院で帝王切開術を受けた方を対象に、妊娠中の骨量を推定する研究に取り組んでいます。今後は、この調査結果をもとに、骨密度低下を予防する看護ケアの開発につなげる予定です。
妊娠・出産、子どもを迎え入れる家族への支援
東北大学病院 総合周産期母子医療センターなどと協働して、様々な研究を行っています。
1.周産期のメンタルヘルス
2.周産期ケアの開発・評価
3.NICUでの母・父への支援
4.共育て
どんなセクシュアリティの課題も取りこぼさない姿勢
今後取り組む予定です。一緒に取り組みたい課題がある方はご連絡ください。